MD Factoryは、Windows PCでEPUB、FB2、MOBIの本をMarkdownに変換します。本やフォルダーを追加し、保存先を選んで変換をクリックします。EPUBとMOBIは、DRMで保護されていないファイルに対応しています。

自分のノートと一緒に本を検索したいとき、プロジェクトの参考資料を集めたいとき、選んだ章をAIツールで読みたいときに便利です。引用の確認や元のレイアウトでの閲覧のために、元の電子書籍も残しておきましょう。

開いた本の上に置かれた電子書籍リーダーと、積み重ねられた布装丁の本。
本と読書メモを見つけやすく整理しましょう。

変換する本を選ぶ

まず、内容をよく知っている本1冊から始めましょう。脚注や挿絵のある本がおすすめです。変換して、その部分から確認します。

形式変換される内容
EPUB本の読む順序に沿った章、テキスト、リンク、取り出せる画像。
FB2本文と章、注、埋め込み画像。
MOBIDRMなしの本のテキスト、リンク、取り出せる画像。

MD FactoryはDRMの解除やAZWファイルの変換には対応していません。保護された本は、出版社が提供する保護なしのダウンロードを探してください。拡張子を変えても、ファイル形式は変わりません。

Markdownは読みやすいテキストと構造を残します。挿絵の位置が細かく指定されている本や複雑なページ構成の本は、表示が変わるため、特によく確認しましょう。

MD Factoryで本を変換する

  1. EPUB、FB2、MOBIファイルを追加します。複数の本を変換したい場合は、フォルダーを追加します。
  2. 完成したファイルを見つけやすい出力フォルダーを選びます。
  3. 変換をクリックし、確認が必要なファイルを見直します。
  4. 完成したMarkdownファイルを、ノートアプリやMarkdownビューアーで開きます。

本ごとにMarkdownファイルが作成されます。MD Factoryは画像をその隣のフォルダーに保存します。元のファイルは変更されません。

本のMarkdownをノートに移すときは、画像が表示されるよう、画像フォルダーも一緒に移動してください。

章・注・画像を確認する

序文、章、注が、本と同じ順序で並んでいるか確認しましょう。

見出しで章が区切られているか、脚注のリンクが正しい注につながっているか、挿絵が説明する文章の近くにあるか確認します。専門書では、引用する表、記号、数式も元の本と照合してください。

変換されたテキストを修正する場合は、読書メモとは分けて記録しましょう。著者が書いた内容と、自分が追加した内容を区別しやすくなります。

変換結果をノートで使う

本ごとに、タイトル、著者、版を記載したメモを作ります。変換したファイルへのリンクを付け、引用ごとに章やセクションを記録して、後から元の文章を見つけられるようにしましょう。

選んだ章をAIで活用する

具体的な質問に必要な章をAIツールに渡します。回答に出典とセクションを示すよう依頼し、自分でもその箇所を確認してください。こちらの AIエージェント向けに文書を準備するガイド で、簡単なフォルダー構成と資料の一覧を紹介しています。

MD Factoryの変換はPC内で行われます。その後で使うAIツールには、独自のデータ取り扱いルールがあります。個人情報を含む文書を共有する前に確認してください。